退職勧奨を受けて、その場では返事を保留した。
けれど後から「いつ返事できますか」と聞かれ、メールで何と返せばいいか分からない。
そんなときに怖いのは、失礼になることより、まだ決めていない退職が「同意済み」のように進んでしまうことです。
- この記事は約10分で読めます。
- 退職勧奨を保留した後に送る返事メールの例文、催促されたときの返し方、書かない方がよい一言、返事前に確認すべき退職日・離職理由・有給・賃金の扱いまで整理します。
- 急いでいる場合は、まず「まず送る保留メールの型」と「催促された時の返事文」から読んでください。
退職勧奨を保留していい理由
退職勧奨を受けると、その場で何か答えなければいけない気がします。
上司や人事から
- 「会社としては退職を考えてほしい」
- 「このまま続けるのは難しいと思う」
と言われると、もう決定事項のように聞こえるからです。
さらに
- 「今日中に返事をください」
- 「月末退職で進めましょう」
と言われると、保留すること自体が悪いことのように感じるかもしれません。
でも、まず分けて考えてください。
退職勧奨は、会社からの退職の働きかけです。
会社が一方的に労働契約を終わらせる解雇とは違います。
つまり、あなたがその場で退職に応じる義務があるわけではありません。
その場で答えなくていい理由
退職勧奨の場面では、会社側の言葉が強く聞こえます。
- 「会社としては難しい」
- 「この条件なら悪くないと思う」
- 「早めに決めた方がいい」
こう言われると、返事を待たせることが迷惑のように感じます。
ただ、退職はあなたの生活に直結します。
- 給与がいつまで入るのか
- 保険はどうなるのか
- 有給は使えるのか
- 離職票にはどう書かれるのか
これを確認しないまま返事をする方が危険です。
退職勧奨に対する返事は、急いで出すほど正しいわけではありません。
むしろ、退職日や条件が曖昧なまま「分かりました」と言ってしまうと、あとから自分の意思と違う形で話が進むことがあります。
退職勧奨と解雇の違い
退職勧奨と解雇は、似ているようで大きく違います。
退職勧奨は、会社が「退職してほしい」と勧めている状態です。
応じるかどうかは、基本的にはあなたが判断する話です。
一方で、解雇は会社が一方的に雇用契約を終了させるものです。
解雇には理由や手続きが問題になります。
会社側も簡単には使いたがらないため、まず退職勧奨として話を進めようとすることがあります。
ここで大事なのは、会社の言い方だけで決めつけないことです。
曖昧な返事が危ない場面
退職勧奨で一番怖いのは、強く断れないことではありません。
本当は決めていないのに、曖昧な返事が「退職する方向」と受け取られることです。
たとえば、面談で「考えます」と言っただけなのに、後日「退職日は月末でいいですね」と話が進む。
あるいは、「家族と相談します」と言っただけなのに、社内では退職前提で引き継ぎの話が始まる。
こういうズレは、実際の職場で起こります。
だからこそ、保留するなら口頭だけで終わらせず、メールで残してください。
強く反論するためではありません。
後から見たときに、あなたがまだ退職に同意していなかったことを分かるようにするためです。
- 退職勧奨は、会社からの提案です。
- 解雇とは違います。
- その場で答えず、退職に同意していないことをメールで残してから、条件を確認してください。
まず送る保留メールの型
ここからは、実際に使える文面に入ります。
退職勧奨を保留した後のメールで大事なのは、きれいな言い回しではありません。
相手を怒らせないことだけを優先すると、肝心の意思がぼやけます。
退職勧奨を保留するときの返事メールは、丁寧に断る文章ではなく、現時点で退職に同意していないことを残すための記録です。
基本の返事メール例文
件名:退職勧奨に関するご提案について
〇〇様
お疲れ様です。〇〇です。
先日ご説明いただいた退職に関するご提案について、現時点では退職に同意したものではなく、内容を確認している段階です。
退職日、最終出勤日、有給休暇、賃金の扱い、離職理由、退職に関する書面の有無について、改めて確認させてください。
確認後、〇月〇日までにこちらからご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。
この文面で見てほしいのは、言い回しの美しさではありません。
大事なのは、次の3つが入っていることです。
- 現時点では退職に同意していないこと
- 会社の提案内容を確認していること
- いつまでに返事をするかを自分から示していること
「まだ考えています」だけだと弱いです。
何を考えているのかが見えないからです。
退職するかどうかだけでなく、
- 退職日
- 有給
- 賃金
- 離職理由
も含めて確認中だと書いておく方が安全です。
同意ではないと残す一文
保留メールで特に重要なのは、この一文です。
- 現時点では退職に同意したものではなく、内容を確認している段階です。
少し硬い表現ですが、このくらいで構いません。
- 「前向きに検討しています」
- 「退職する方向で考えています」
と書くより、ずっと誤解が少ないです。
会社側に失礼にならないようにしたい気持ちは分かります。
ただ、退職勧奨の場面では、優しい言い回しが後から自分を縛ることがあります。
感じよく見せるより、正確に残す。
ここだけは外さないでください。
回答期限を延ばす書き方
会社から期限を切られている場合は、完全に無視しない方がいいです。
ただし、会社が指定した期限に必ず従う必要があるとは限りません。
確認が必要なら、理由を添えて期限の調整を申し出ます。
件名:退職に関するご提案への回答期限について
〇〇様
お疲れ様です。〇〇です。
退職に関するご提案について、〇月〇日までに回答するようご連絡をいただきましたが、退職日、離職理由、有給休暇、賃金の扱いについて確認したい点があります。
現時点では退職に同意したものではなく、内容を確認している段階です。
恐れ入りますが、回答期限を〇月〇日まで延長いただくことは可能でしょうか。
よろしくお願いいたします。
このメールでは、「返事を先延ばししたい」ではなく、「確認すべき点があるから期限を調整したい」という形にします。
感情ではなく、確認事項を理由にする。
これだけで文面の見え方が変わります。
- メールを送る前に、次の3点を確認してください。
⇒ 現時点で退職に同意していない一文があるか
⇒ 確認したい条件が具体的に書かれているか
⇒ いつまでに返答するか、または期限延長の希望日が入っているか
催促された時の返事文
退職勧奨を保留した後は、会社から催促されることがあります。
「いつ返事できますか」くらいならまだ落ち着いて返せますが、
- 「今日中にお願いします」
- 「退職日を決めないと困ります」
- 「もう出社しなくていいです」
と言われると、一気に焦ります。
ここで慌てて退職日を決める必要はありません。
返すべきなのは、退職の結論ではなく、確認すべきことです。
今日中と言われた場合
「今日中に返事をください」と言われたときは、まず期限だけを受け止めます。
ただし、退職の可否まで即答しない方がいいです。
会社の都合として急ぎたい事情があっても、あなたの生活に関わる条件が未確認なら、そのまま答えるのは危険です。
件名:退職に関するご提案への回答について
〇〇様
お疲れ様です。〇〇です。
本日中に回答するようご連絡をいただきましたが、退職日、最終出勤日、有給休暇、賃金の扱い、離職理由について確認したい点があります。
そのため、現時点では退職に同意したものではなく、内容を確認している段階です。
確認のうえ、〇月〇日までに改めて回答いたします。
よろしくお願いいたします。
「今日中は無理です」だけだと、感情的に見えることがあります。
代わりに、何を確認したいから返答できないのかを書きます。
退職日を迫られた場合
「退職日は月末でいいですね」と言われた場合は、その日付をそのまま受け入れないでください。
退職日は、単なるカレンダー上の日ではありません。
- 最後の給与
- 有給消化
- 社会保険
- 次の入社日
- 離職票の発行時期
にも関わります。
件名:退職日に関する確認について
〇〇様
お疲れ様です。〇〇です。
退職日についてご連絡をいただきましたが、現時点では退職日を確定する意思表示をしたものではありません。
退職に関するご提案の内容、最終出勤日、有給休暇、賃金の扱い、離職理由を確認したうえで、改めて回答いたします。
会社として想定されている退職条件があれば、書面またはメールでご共有いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ここでは、「退職日を確定する意思表示ではない」と書くのがポイントです。
退職日だけ先に決まると、後から条件を確認しにくくなります。
日付を決める前に、条件を出してもらう。
この順番を崩さない方がいいです。
出社不要と言われた場合
退職勧奨の後に、「もう出社しなくていい」と言われることがあります。
この言葉はかなり注意が必要です。
会社側は配慮のつもりで言っている場合もありますが、出社しない期間の扱いが曖昧なままだと、あとで
- 欠勤なのか
- 有給なのか
- 自宅待機なのか
- 賃金が出るのか
で揉める可能性があります。
件名:出社に関するご指示の確認について
〇〇様
お疲れ様です。〇〇です。
退職に関するご提案後、「出社しなくてよい」とのお話がありましたが、現時点では退職に同意したものではありません。
出社しない期間について、有給休暇、欠勤、自宅待機、その他いずれの扱いとなるのか、また賃金の扱いについて確認させてください。
あわせて、今後の出社要否について会社としてのご指示を書面またはメールでいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ここは遠慮しない方がいいです。
「来なくていいんですね」と受け取って何も確認しないまま休むと、後から説明が難しくなります。
出社しない期間こそ、扱いをメールで確認してください。
- 催促されたときは、退職の結論を急がないでください。
⇒ 今日中と言われたら、確認事項を理由に期限を調整する
⇒ 退職日を迫られたら、条件を先に書面で確認する
⇒ 出社不要と言われたら、賃金と勤怠の扱いを確認する
条件確認で外せない項目
退職勧奨への返事を保留するなら、確認する項目を絞っておく必要があります。
何となく「考えます」と言い続けるだけでは、会社側から見ても話が止まっているだけに見えます。
逆に、確認したい項目を具体的に出せば、あなたが感情で止めているのではなく、条件を見て判断しようとしていることが伝わります。
私が会社とのやり取りで痛感したのは、会社の言い分がそのまま現実になるわけではない、ということです。
後から効くのは、強い言葉より、
- 日付
- 書面
- 金額
- 時系列
でした。
離職理由と離職票
退職勧奨を受けたときに見落としやすいのが、離職理由です。
会社から「自己都合で処理します」と言われた場合、それが当然とは限りません。
ただし、退職勧奨を受けたから必ず会社都合になる、とも言い切れません。
雇用保険上の扱いは、経緯や書類の内容によって確認が必要です。
だから本文で伝えたいのは、「会社都合にしてもらいましょう」という単純な話ではありません。
会社がどう処理するつもりなのかを、返事の前に確認することです。
退職日と最終出勤日
退職日と最終出勤日は別です。
- 最終出勤日は、最後に会社へ出社する日
- 退職日は、会社に在籍する最後の日
です。
たとえば、最終出勤日の後に有給を使う場合、最後に出社する日と退職日はズレます。
ここを曖昧にすると、給与、有給、保険、次の入社日までズレることがあります。
会社から「月末退職で」と言われたら、次のように確認します。
- 退職日と最終出勤日について、会社として想定されている日付を確認させてください。
- また、有給休暇を使用する場合の扱いについても、あわせてご教示ください。
ここで大事なのは、退職日だけを単独で決めないことです。
- 退職日
- 最終出勤日
- 有給
をセットで見ます。
有給と賃金の扱い
有給休暇の残日数がある場合は、返事の前に確認してください。
退職勧奨の場面では、会社側が早く退職日を決めたいことがあります。
ただ、有給をどう扱うかで、在籍期間や最終給与が変わります。
また、「出社しなくていい」と言われた期間についても、
- 有給なのか
- 欠勤なのか
- 自宅待機なのか
で意味が変わります。
賃金が出るのかどうかも含めて、必ず確認が必要です。
会社側は、
- 退職日
- 離職理由
- 書面の有無
を事務処理として見ています。
こちら側は、そこに
- 給与
- 保険
- 次の生活
が乗っていると見た方がいいです。
同じ日付でも、見ているものが違います。
- 返事前に確認する項目です。
⇒ 離職票に記載される離職理由
⇒ 退職日と最終出勤日
⇒ 有給休暇の残日数と使い方
⇒ 出社不要期間の賃金と勤怠の扱い
⇒ 退職合意書や退職届の有無
書かない方がいい一言
退職勧奨の返事メールでは、何を書くかと同じくらい、何を書かないかが大事です。
丁寧にしようとして書いた一文が、後から退職同意のように見えることがあります。
会社を刺激しないように選んだ言葉が、自分の選択肢を狭めることもあります。
ここは短く、具体的に見てください。
了承しましたの危うさ
「退職について了承しました」は避けてください。
本人としては
- 「話を聞きました」
- 「内容を受け取りました」
のつもりかもしれません。
でも、メールの文面だけ見ると、退職そのものを了承したように読めます。
代わりに、こう書きます。
「了承」ではなく「確認」です。
この違いは小さく見えて、後からかなり効きます。
自己都合でいいの危うさ
「自己都合で構いません」も、安易に書かない方がいいです。
自己都合か会社都合かは、失業給付や国民健康保険の軽減などに関わる可能性があります。
ただし、どちらが必ず得かは、あなたの状況によって変わります。
だから、まずはこう聞きます。
自分から先に「自己都合でいい」と言わない。
会社がどう処理するつもりなのかを確認する。
順番はここです。
もう出社しませんの危うさ
退職勧奨を受けた後、職場に行くのがつらくなることはあります。
ただ、「もう出社しません」と書くのは危険です。
出勤意思がないように見えたり、欠勤扱いの材料になったりする可能性があります。
出社できない事情がある場合でも、まずは扱いを確認する形にしてください。
退職勧奨のメールでは、怒りをぶつけるより、言葉の余白を減らす方が自分を守ります。
- 書かない方がよい一言です。
⇒ 退職について了承しました
⇒ 退職する方向で考えています
⇒ 自己都合で構いません
⇒ 退職日は会社に任せます
⇒ もう出社しません
⇒ 違法ですよね、訴えます、労基に行きます
応じる前に見るお金の盲点
退職勧奨の返事で見落としやすいのは、お金です。
目の前では、退職するかどうかだけを考えてしまいます。
でも、退職日は生活費が変わる日でもあります。
- 給与がいつまで入るのか
- 保険料はどうなるのか
- 住民税はいつ来るのか
ここを見ないまま返事をすると、退職後に一気に苦しくなります。
FP資格を持つ立場から見ても、退職の話では「いくらもらえるか」だけでなく、いつ収入が止まり、いつ支払いが来るかを見る方が大事です。
給与が止まる日
退職日が決まると、給与の対象期間も決まります。
- 月末退職なのか、月途中退職なのか
- 有給を使うのか、欠勤になるのか
- 会社から「もう出社しなくていい」と言われた期間が、賃金ありの自宅待機なのか、欠勤なのか。
この違いで、最後に入る金額が変わることがあります。
だから、退職日を決める前に、少なくとも次の点は見てください。
- 最終給与の支給日
- 有給休暇を使える日数
- 出社しない期間の賃金扱い
- 退職金や解決金がある場合の支給時期
保険と住民税の負担
退職後は、会社員のときに給与から引かれていたものが、自分で払う形に変わることがあります。
健康保険は、
- 任意継続
- 国民健康保険
- 家族の扶養など
状況によって選択肢が変わります。
住民税も、退職後に納付書が届くことがあります。
ここは制度や自治体、あなたの収入状況によって変わるため、記事だけで断定はできません。
ただ、退職勧奨に返事をする前に、退職後1〜3か月の支払いをざっくり見ておくだけでも違います。
次の収入までの空白
退職勧奨を受けたとき、会社は退職日を見ています。
あなたは、その後の生活を見なければいけません。
- 次の転職先が決まっているのか
- まだ決まっていないのか
- 失業給付を受ける可能性があるのか
- しばらく休む必要があるのか
ここによって、退職条件の見方は変わります。
条件次第で応じるつもりがある場合でも、退職日だけ先に受け入れない方がいいです。
- 最終給与
- 保険
- 税金
- 次の収入日
を並べてから判断してください。
- 退職に応じる前に見る数字です。
⇒ 最終給与はいくら、いつ入るか
⇒ 有給を使うと退職日がどう変わるか
⇒ 退職後の健康保険料をどう払うか
⇒ 住民税の納付がいつ来るか
⇒ 次の収入まで何か月空くか
迷う時の相談先と線引き
退職勧奨の返事を一人で考えていると、だんだん何が正しいか分からなくなります。
- 会社に強く言われる
- 家族には心配される
- 自分では辞めたい気持ちも、納得できない気持ちもある
こうなると、メール一通を書くのにも時間がかかります。
そんなときに大事なのは、全部を一人で抱え込まないことです。
ただし、最初から全部を誰かに丸投げする必要もありません。
自分で整理できること
まず自分でできるのは、事実を並べることです。
- いつ、誰から、どんな言葉で退職勧奨を受けたのか
- 返事の期限はいつと言われたのか
- 退職日、離職理由、有給、賃金について説明があったのか
この時点では、うまい文章にしなくていいです。
- 面談日時
- 参加者
- 言われた言葉
- 渡された書類
- 返事の期限
- こちらが返した言葉
これだけでも、後から相談しやすくなります。
相談した方がいい場面
次のような場合は、外部相談を考えてください。
- 退職する意思がないのに、退職前提で話が進んでいる
- 退職届や退職合意書への署名を急かされている
- 出社しなくていいと言われたが、賃金扱いが不明
- 解雇なのか退職勧奨なのか曖昧
- ハラスメントや不利益な扱いが絡んでいる
- 会社に返信するだけでも強い不安がある
相談先としては、
- 労働局の総合労働相談コーナー
- 弁護士
- 労働問題に詳しい専門家など
があります。
無料相談の範囲で確認できることもあります。
ここで大事なのは、相談することを「大ごと」と思いすぎないことです。
病院に行く前に症状をメモするのと同じで、会社へ返す前に状況を確認するだけでも意味があります。
本人主導と抱え込みの違い
このサイトでいう本人主導は、何でも一人でやることではありません。
- 自分でできる部分は自分で並べる
- 難しい判断は、相談先を使う
- 会社に送る文面は、感情を削って短くする。
その順番を持つことです。
私自身、会社とのやり取りで後から効いたのは、強い言葉ではありませんでした。
- いつ
- 誰が
- 何を言い
- こちらがどう返したか
その記録でした。
怒りがあっても、最初に出すべきなのは怒りではなく、残る形の確認です。
- 本人主導とは、一人で抱え込むことではありません。
- 面談内容、書類、日付、金額を自分で並べ、判断が重い部分だけ相談先を使ってください。
返事前に整える三つの行動
最後に、退職勧奨を保留した後、返事をする前にやることを3つに絞ります。
全部を完璧にしようとすると、逆に動けなくなります。
今は、会社に勝つための準備ではなく、不利な形で流されないための確認をする段階です。
意思をメールで残す
まず、現時点で退職に同意していないことをメールで残してください。
長文にしなくて構いません。
むしろ短い方がいいです。
- 退職に関するご提案について、現時点では退職に同意したものではなく、内容を確認している段階です。
- 退職日、最終出勤日、有給休暇、賃金の扱い、離職理由について確認のうえ、改めて回答いたします。
これだけでも、口頭だけで流れるよりずっといいです。
条件を一覧にする
次に、確認する条件を一覧にしてください。
- 退職日
- 最終出勤日
- 有給
- 賃金
- 離職理由
- 退職合意書
- 退職届
- 出社不要期間の扱い
このあたりをメモに出します。
メールを書く前に一覧にすると、感情的な文章になりにくくなります。
- 返事前に並べる項目です。
⇒ 退職日/最終出勤日/有給残日数/賃金扱い/離職理由/離職票/退職届/退職合意書/出社不要期間の扱い
判断が重い時は相談する
退職勧奨は、軽い話ではありません。
返事一つで、
- 退職日
- 給与
- 保険
- 税金
- 次の働き方
までつながります。
自分だけで判断するのが怖いなら、相談してから返しても遅くありません。
特に、退職意思がないのに退職前提で進んでいる場合や、署名を急かされている場合は、早めに外部相談を使ってください。
「考えます」と言っただけなのに退職前提で進められそうなときほど、返事の前に、意思・条件・期限を分けてメールに残してください。
退職勧奨を受けると、自分が弱い立場にいるように感じます。
けれど、会社の言い分だけで、あなたの退職日や退職理由が決まるわけではありません。
焦って退職届を出す前に、まず一通、
- 記録として残るメールを送る
- 条件を並べる
- 必要なら相談する
それは会社と戦うためだけの行動ではありません。
- 自分の働き方
- 辞め方
- 備え方
これを、自分の手元に戻すための行動です。






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